小さなネタです。でも、ずいぶん前から探していたし、ほかでも探している人に会ったことがあるので、ここに書いておきます。
Mac のウインドウのタイトルバーには三色のボタンがあります。左から順に赤・黄・緑で信号のようなんですが、それぞれ「ウィンドウを閉じる」、「ウィンドウをDockにしまう」、「ウィンドウを拡大/縮小」という機能です。これのキーボードショートカットを作るという話です。気付いてみれば、簡単な話でした。
ぼくは三番目の「ウィンドウを拡大/縮小」機能を好んで使っています。プレビューを使ってダウンロードしてきた論文を読むときは、フォントの大きさを拡大し(Cmd +)、タイトルバーの緑をクリックしてウィンドウの大きさを文書の幅に合わせます。
コンピュータを使った実習でもこの操作はよく使います。演習室にはサブディスプレイがあって、教員が操作する画面が表示できるのですが、普段使っている 12pt くらいのフォントを見せるのは、目の悪い人も多いのでよくないかと思って、講義では 24pt くらいに拡大することが多いです。((同じ理由で、講義用の端末ではマウスポインターとフォルダの大きさも最大化しています。))このため、エディタを起動した直後に Cmd + を連打します。そこから、手をマウスに伸ばして小さな緑のボタンをクリックするのが面倒なんですね。一日に何度もやる作業ですから。
で、どうすればいいかということなんですが、緑のボタンにばかり気をとられていて気づかなかったのですが、ウインドウメニューにかつて一度も選択したことがなかった「拡大/縮小」というメニュー項目があるではありませんか!要は、「システム環境設定▶キーボードとマウス」にこの項目へのショートカットを作ればいいだけだったのです。
これで、Safari でも、プレビューでも一発でウィンドウの大きさを調整できるようになりました。