茶"碁 (Jago)


標題の「茶"碁」はジャゴと読むそうです。これは、ドイツの Rene Grothmanという方がインターネット囲碁サーバに対するJavaクライアントとして作成したものを日本人のボランティアが日本語化したもののようです。

父が引退して、インターネット上で囲碁対戦をしたいと申しますので、父のMacBookに茶"碁をインストールしたところから始まったお話です。

インターネットの評判によれば、Mac OS X で利用可能な囲碁対戦用のクライアントには以下があるようです。

– [[naGo:http://f1.aaa.livedoor.jp/~poochan/nago/nago.html%5D%5D
~ インターネットの評判ではこれが Mac OS で一番安定しているということのようです。ただ、naGo は元々は Windows 用に開発されていたものを、Mac OS に移植したもののようで、Mac OS X では昔の OS (Mac OS) のエミュレーション環境などを使って動かさなくてはならないようです。また、Mac OS への移植をされていたごっちさんが開発をやめてしまったようで、現在は最終版を poochan さんが代理で配布しているようです。
– [[茶"碁:http://jago.yamtom.com/%5D%5D
~ これはRene Grothmannというドイツの人が作ったインターネット囲碁のクライアントソフトです。機種を問わずに動作するJavaで実装されているため、原理的にはWindows でも Mac でも動くはずです。父は、10年くらい前のシェル型Macで茶"碁を使っていたのですが、もういいかげんPowerBookに移行したいと申しております。
– [[Goban:http://www.sente.ch/software/goban/%5D%5D
~ これはMac OS Xのために開発されたアプリケーションで表示がとても美しいのが特徴です。母はこれを使っていて、なんとか使えると申しておりますが、インターネットの評判情報には文字化けが報告されています。

こういう状況なので、父にも Goban を気にいってもらえればよいのですが、やはり使い慣れた茶"碁がよいと申しますので、今回はこのインストールに挑戦しました。それにしてもネットには茶"碁をMacにインストールした記事がほぼ皆無です。ないわけではないのですが過去二年はないようです。仕方がないのでGrothmannさんが配布しているバージョンを含め、インターネット各地からjarファイルをダウンロードしてはテストしての繰り返しをしたのですが、どうしても文字化けが解決できませんでした。

結局、大した問題ではなかったのですが Windows ユーザ向けの茶"碁のインストール方法のページを参考に、WING への接続情報をカスタマイズしてエンコーディングを SJIS に設定したところ、うまく動作したようです。← わたしは囲碁をやらないのですが、父は「動いた」と申して喜んでおります。

オリジナルはただの jar ファイルなのですが、Jar Bundler を使って Mac のアプリケーションとして作成しました。それらしいアイコンもつけました。また、フォントのアンチエイリアシングを設定したので、フォントのギザギザもなくしたので画面がきれいになりました。

興味のある方はさしあげますよ。ご連絡下さい。