ついに


昨日から、花粉症になったらしい。あるいは、何年も前からそうだったのかもしれない。ともかく、昨日、引導を渡されました。ぼくも晴れて花粉症患者です。いろいろ不都合なことがあった場面で「花粉症なもんで」と言える立場になりました?

昨日、朝食のときに妻から「花粉症なんじゃないかしら」と言われ、洗濯物を乾かしているときに数発のクシャミをしていたら「花粉症に違いない」と言われました。「すぐにお医者に行ってくる」と言い、近所の耳鼻科に言ってきました。

ぼくはてっきり、パッチテストでも受けて、それなりに科学的な診断を経て花粉症のお墨付が得られるものと思っていました。ところが、実際は

医「花粉症ですか?」
わ「妻が花粉症だと言うのです。」
医「奥様は花粉症なんですか?」
わ「はい。ずいぶん辛そうにしています。」
医「花粉症の方がそういうのなら、そうかもしれませんね。」
わ「???」
医「じゃ、鼻を拝見します。」と言って、鼻汁をサンプリングする。それを見ながら、
医「これは花粉症ですね。」
わ「(こんな簡単な検査?一体、なにを観察したんだろ?)」
医「喉を見せて下さい。腫れてますか?」
わ「ちょっと腫れていると思います。」
医「(眺めながら)ちょっと赤いかなぁ」
医「アレルギー性の鼻炎です。」

こんな感じで、ぼくに花粉症のレッテルが貼られました。とはいえ、鼻汁が出まくって死ぬほど辛いということはないし、外を歩いていてもクシャミは出ないし「本当に花粉症なの?」という状態です。でも、優秀な社会学者の妻と近所の医者が「花粉症です」というのだから、そうなんでしょう。

早速、夕食後に飲む薬を一週間分いただきました。花粉症の人、御用達っぽいマスクも買って、装着しています。目の悪い人が初めて眼鏡をつけるときの気分ってこんな感じなのかな?ちょっと人目が気になりつつも、ワクワクしますね。でも、色々やっても、人生が変った気はしないなぁ。

今日、A君に言われました。「花粉症の人の部屋にティッシュボックスがないのは考えられません。」やっぱり、そうなの?初心者だから、よく分りません。

ただ、辛いのは、夜に鼻づまりになることです。なんでもいいけれども、薬のおかげで睡眠障害が解消されれば嬉しいのだけれども、昨夜はひどかったな。薬の効果はないように思います。

ついに」への2件のフィードバック

  1. > 花粉症の人、御用達っぽいマスクも買って、装着しています。

    ちなみに、アメリカではそういう習慣がほぼゼロです。日本で生活した経験のある人はその習慣を持ち帰ってしたりするけど、極めて少数派。

  2. アメリカの公共の場所でマスクをしてら命の危険があるとか?

    あるいは、車社会と徒歩社会の違い?

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