みじん切り


twitter をやっている人は知っているかもしれませんけれど、今夜は麻婆茄子でした。初めての料理に挑戦するときは、たいてい[[クックパッド:http://cookpad.com/%5D%5Dで料理を検索し、%5B%5BDiigo:http://www.diigo.com/user/ken_wakita%5D%5D にレシピを登録します。Diigo は勝手にその情報を [[Delicious:http://delicious.com/kwakita%5D%5D に送るので、家に戻ってから iPod Touch で Delicious を開いて、そのレシピを眺めるという仕掛けです。因みに Diigo は Delicious とともに、[[twitter:https://twitter.com/kwakita%5D%5D にもリンクを送ることにしています。

ところで、ぼくは包丁を使った細かい作業は嫌いではないのだけれども、みじん切りは不得意で下手です。母から教わったのは、素材を薄切りにして、それをきれいに揃えて、千切りにして、さらにそれをきれいに揃えて微塵にするやり方です。千切りまでは要領よくできるのだけれども、最後の微塵がうまくいきません。母のやり方だと微塵にする直前に素材がバラバラになってしまって、僕にはそれを扱うのが難しいのです。

みじん切りについては半ば諦めていたのだけれども、今日、道を歩いていたら天啓が下りました。素材がバラバラにならないように寸止めすればいいんんだ!つまり、薄切りや千切りをするときに皮一枚を残すんです。

寸止めは難しいように思えるかもしれませんが、案外、簡単です。普通に千切りをするときは包丁をまな板に対してほぼ並行に動かすと思うのですが、それに少し傾きを与えるのがコツです。そのことだけに注意して、薄切りをすると素材に皮一枚を残したところで包丁の先端がまな板にあたって止まります。

薄切りができたら、素材を90度回して、同じ要領で(皮一枚を残した)千切りをします。ここまでの作業では、母のやり方にあった「きれいに揃えて」の手が省かれるので、手際がよくなります。

千切りができたら、それを微塵にします。とても細かい微塵が作れます。皮一枚の部分は3ミリくらいの厚みになるので、そこの部分は諦めて母のやり方で微塵にしますが、今までよりもずっと簡単、かつはるかに細かい微塵が完成です。みじん切りが楽しくなりそうです。