職場で見た自分のブログの色の悪さから、自宅の iMac をこれまでキャリブレーションせずに使っていたことを思い出しました。あまり、この設定をやる人は多くないかもしれませんが、やっておくといいことありますよ。
システム環境設定>ディスプレイ>色の設定の画面でキャリブレーションをします。細かい横線を背景にしたリンゴが表示されるので、リンゴが背景に溶け込むようにドラッグ操作するだけです。とはいえ、初めてこの操作をしたときはちょっととまどいました。どこが最適な設定なのか、よくわからなかったからです。でも、コツを掴んだら簡単にできるようになりました。コツというのは目を細めに開いて操作するだけです。理由はよくわからないけれど、これだけで自信をもってできるようになります。
似たような画面がエンドレスに提示されるような気もするのですが、心配はいりません。たぶん、6つか7つくらいでおしまいです。最初の2つ目くらいの設定のときは甘さが目立ちますが、最後の方はよくよく眺めないと本当にリンゴが背景に溶け込みます。そうなったら、うまくいったことにしています。
この設定をした上で、写真現像ソフトの Aperture を起動して一昨日、現像処理した画像を眺めるとずいぶんあらが目立ちました。どうりで職場のディスプレイでおかしな色になるわけだ。
現像をやり直して、ついでに Aperture の出力設定を変更して、Adobe RGB のカラープロファイルを埋め込んだのが以下の画像です。カラープロファイルに対応していない Internet Explorer とかカラープロファイルを有効にしない設定の Firefox では、やたらに地味な画像に見えるかもしれません。