八ッ場ダム


八ッ場ダム関係のニュースが毎日報道されていますけれど、なにが問題なのか全然わかりません。

ニュースや新聞だけ見ているとダムはほとんど完成しているから、今から壊すのは大変な負担があると思わせられます。でも、実際には建設工事費用は着実に消化しているものの、工事は遅れに遅れ、今後の経済的な負担もかなりあるということが隠されているようです。

[[八ッ場ダムをストップさせる会の資料:http://yanbachiba.web.fc2.com/yambaexp090915.pdf%5D%5Dを見ると、以下のようになっています。

– 実は工事はあまり進んでいない
~ 本体工事の大きなものとして付替国道、付替県道、付替鉄道、代替地造成があるけれども、完成率はそれぞれ6%, 2%, 75%, 10%にすぎない。
– 今後、1,000億円の工事費用の増加が見込まれる。
~ ダム周辺に地滑りなどの危険が予想される箇所が22箇所もあって、予定していなかった補強工事に約1,000億円の追加費用が発生するから、生活再建に700億を払ってでもやめた方が安あがり。
~ 水系に東京電力の水力発電所があって、そこへの水の供給が減ることの補償のために数百億円が必要
– 治水の効果は皆無
~ キャスリーン台風を想定して設計されたけれども、キャスリーン台風に対する効果はない
– 渇水効果はほとんどない
~ 完成しても規模は比較的小さいため下流域への渇水効果は +5% にすぎない

で、経済的な負担は下流域の人々が負うわけで、それにはぼくらの都民税と国税が費やされるわけです。地元の人々も大変で可哀想ですけれど、経済的に負担する側の意見も重視されるべきです。国に勝手なことをされても困ります。

八ッ場ダム」への2件のフィードバック

  1. ヤリダマになった。そんな印象を受けます。地元の人達は長い期間「翻弄」されたことと思います。コスト/ベネフィットの比較で冷静に判断するしかないでしょう。感情問題は何をどうしようと「誠意が無い」という解決不能な反論で堂々巡りをするだけ。
                                        重田光雄

    • 議論のための材料がまるで欠けているような気がしますね。マスコミにもう少ししっかりとした報道を期待したいです。

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