50周年の記念大会ということで常になく華々しい開催となったようです。もう少し見たかったのですが、会議が集中して結局、今日の午後、ちょっとだけ顔を出すだけとなりました。
喜連川先生によれば、日経BPで宣伝してもらったお陰で、過去とは比べものにならない参加登録人数を得たとのことです。おめでとうございます。
見聞きしたのは、安田講堂の IEEE CS 会長((まったく面白くなかった。人間関係の構築から得られる未来への飛翔というテーマに対して、質問がないというコミュニケーション不在の状況。))、工学部2号館のパネル、やはり安田講堂の「夢」パネルでした。何人か思いがけない人との出会いがありました。「夢」パネルでは恩師とも会うことができました。
「夢」パネルの内容はそれなりに興味深く拝聴しました。「夢」パネルで真剣に「夢」というものを論ぜざるを得ない状況に危機感を感じます。茨城工専の学生さんからの思いきった質問に対して、夢を描いてあげることができない IPSJ 会長、IEICE 会長の姿にはがっかりしました。
個別に見て印象的だったのは、
– 青山 IEICE 会長が紹介した「情報」の語源
– 井辻さんのリアリズムとファンタジーのボーダーの崩壊
– 谷島さんの「夢」アンケートに応えた「営業は夢を売れ!SF小説を読んで、それをそのまま提案書に書け!」というメッセージ
– 喜連川先生がご自身の夢として「こころを豊かにする情熱をもた学生の育成」と語ったこと
ただ、多くのパネルに共通すると思うのですが、個別の話から得られることはあまり多くはなくても、それらを反芻して、頭に残るパネラーが描かない違う世界が頭に残ることがパネルの面白いところでしょう。
パネルの内容については、気が向いたら書くかもしれません。