交換機は壊れない?


帰宅してラジオをつけたら、どこぞの市役所の電話が使えなくなり復旧に難儀しているというニュースがはいってきました。市民はメールで苦情を伝え、事務作業はパソコンのネットが生きていたのでなんとかこなし、意思伝達は携帯を使ったとか。ある意味、社会がデジタル機器で危機を乗り越えたわけです。事故に巻き込まれた人々は気の毒でしたけれど、デジタル社会の成熟を示す一つの証左としてニュースを聞きました。

どうやら交換機の故障らしいのですが機械なのだから、壊れても不思議ではないけれども、こんなニュースを聞くのはこれが初めてです。もしかして役所の交換機の故障はこれが初めて?まさかね。でも、ほとんどの故障例では重大な事態に至る前までに修繕できたのでしょうね。

見事だなぁと思いました。

交換機は壊れない?」への4件のフィードバック

  1. わたしの学生が交換機のソフトを作っている会社に就職しているのですが、
    話を聞くと、とってもとっても念入りに念入りにテストをしているそうです。

    交換機がバグが少ないのは、テストのクオリティなのかもしれません。

    そういえば、PCベースのVoIPの交換機のオープンソースAsteriskっていうのが
    あるそうですね。

    • 昨日、某社でデジタルテレビの開発に関わった方と会って話をしたんですけれども、テストが大変だと言ってました。家電の場合、モデルチェンジが激しいために網羅的なテストを尽せないようです。話を聞いていると、見本市とかで家電製品がきちんとデモできているのが不思議なほどでした。

      Asterisk マニアックですね。VoIP ベンダーさんたちはこういうのを使って開発しているんだろうか。

      • そのときの卒業生の話では、非常にまれな状態であっても、がんばって
        テストデータをつくって、そこに状態遷移するようにもっていくのが大変!
        といってました。

        Asterisk+PCで交換機になるっていうものだったと思います。
        (交換機側での)留守電サービスとかも実現できるようです。

        秋田県大館市とかが確かAsteriskで構内電話システムを構築して
        安くあげた、って言うニュースがありました。

        http://slashdot.jp/it/09/02/01/0441214.shtml

      • そう言われてみれば、そんなニュースもありましたね。あれ Asterisk だったんですね。IT スキルの高い職員を活用できるとこれだけ効率化だと感心しました。でも、その後の保守はどうなるんでしょうね。

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