Twitter で @Wolfram_Alpha さんが “A USAF aircraft set a record for hypersonic flight by flying for 200 seconds at Mach 6! Just how far did it go?” と呟いていました。
どうやら米国空軍が開発した巡航ミサイルX-51Aがマッハ6の世界記録を樹立したそうです。で、そのニュースを受けての Wolfram_Alpha さんの発言となりました。
この Wolfram_Alpha とは Mathematica という数式処理システムを出している Wolfram 社が一昨年あたりに発表した、ものすごく賢い検索・計算システムのことです。試しに「200 seconds at Math 6」と入力してみた様子を見て下さい。入力した文の趣旨を理解した上で、それが約408kmにあたり、地球の半径の約6%くらいだと教えてくれます。
地球の裏側までの距離は半径の3倍なので 200 secs * (3 / 0.06) = 10,000 secs = 4時間弱という計算になるのだけど、それも Wolfram_Alpha はたちどころに教えてくれます。これがFrom japan to argentina at Mach 6に対する答です。日本の中心とアルゼンチンの中心をマッハ6で移動すると2時間25分ですって。