今年も科研費申請のシーズンです。ぼくは pLaTeX で原稿を準備しているのですが、最近、ぼくの環境の pTeX で日本語の太文字が目立たなくて悩んでいました。研究費の申請書の目立つ箇所を太文字にしたいのですが、emph {ホゲホゲ} とやっても、明朝体がゴシック体にはなるものの、あまり太くないためにまるで目立ちません。審査官の先生は忙しいために短時間で頭にはいるような申請書を作るように指示を受けているのだけど、強調箇所があまり強調されないのは困ります。
これまでは、さほど困っていなかったので放置していたのですが、来年度、研究費を受けられるか否かがかかるわけだから、真面目に対応することとしました。
結果から言えば、何度かググったら対応方法が見つかったので簡単でした。以下のWikiがお世話になったサイトです。
– [[日本語フォントの埋め込み制御:http://glc.l.u-tokyo.ac.jp/pukiwiki/index.php?TeX%2FFont%2FMapFile%2FKanjiMap%5D%5D
どうもありがとうございました。
で、僕がやったのは以下です。Mac OS X を使っているから hiragino を設定したんですよ。他の環境を使っている人は別のフォントを指定して下さいね。
sudo updmap-sys –setoption kanjiEmbed hiragino
この設定だけで、強調箇所がとても黒々とした頼もしいフォントとなりました。
審査官のハートを射止めますように。