Markdown → DOC の試み


私は滅多に Microsoft Word を使いません.論文は LaTeX,普段のメモにはテキストファイルや Evernote や Wiki という感じです.で,どういうときに Word を使うかというと,事務方から書式を定められた場合です.

すでにテンプレートがある場合はそれにしたがって,ごく普通にワープロ作業をします.

でも,一から自分で作成する場合には,もう少し普段のワークフローに近い作業ができるのではないか?つまり,テキストファイルから変換できるのではないかと思ったわけです.具体的には,Markdown 形式で作成した文書から MS Word 形式のデータを作れるのではないかということです.

まず,ぼくが使っている Markdown のシステムは通常の Markdown を少し拡張した multimarkdown です.この “multi” とは,出力形式として HTML 以外のいくつかのフォーマットに対応していることを意味しています.その出力形式のひとつが OpenOffice の OpenDocument 形式です.multimarkdown システムの mmd2odf を使えば,簡単に OpenDocument 形式を作成することができます.

mmd2odf sample.md

ここで出力された sample.fodt ファイルを OpenOffice で簡単に開けるのかと思ったら,そうはいきませんでした.どうも,この形式に対応したフィルタが必要なんだそうです.OpenDocument-Text-Flat-XML.jarをダウンロードして,OpenOffice の拡張機能としてインストールすればよいようです.このためには,まず OpenOffice で新規文書ファイルを開いた状態で,ツール>拡張機能マネージャ>追加: UNO Java Component を利用して下さい.

拡張機能をインストールすると,sample.fodt できれいに開くことができました.見出し,箇条書き,強調文字もきれいに表示されます.あともう一息.別名で保存 (Word 2007 形式)したものを,MS Word で開けば,めでたしめでたし!そこそこ見られるドキュメントになったような気がします.本当かな?

もうちょっと試して,うまくいけば,今週末までに仕上げなければいけない某資料はこの方法で...