次の画像を眺めてみて下さい.
これは以下のテキストファイルをブラウザで開いたものです.
include(`math’)
アインシュタインの有名な式は以下の通りです.
\[ E = mc^2 \]
ここで\(c\)は光の速度,\(m\)は質量,\(E\)はエネルギーです.
簡単でしょ?先日来,書いてきたように,自分のパソコンで動いているウェブサーバの設定をちょっといじって .md という拡張子の MarkDown 書式のファイルを CGI で処理して,きれいに表示できるようにしています.今日は,その CGI をちょっといじってマクロプロセッサの m4 を挟んでみました.
上の MarkDown の例にある include 文は ”math” という名前の m4 のマクロファイルを読み込むための命令です.そこには以下のような MathJax を読み込むための設定が書かれています.
HTML header: <script
type=”text/javascript”
src=”http://localhost/lib/js/MathJax/MathJax.js?config=default”>
</script>
こんなものを数式を書こうかなと思いつくたびに書くのは面倒ですけれど,m4 のマクロがあるので,たった一行の include 文でこれと同等のことができています.
以下が m4 を挟みこんだ CGI です.超簡単でしょ?
/usr/bin/m4 –include /Users/wakita/lib/multimarkdown $PATH_TRANSLATED |
/usr/local/bin/multimarkdown