MacVim に VimShell を


かつて,ぼくが Emacs ユーザだったころ,朝,Emacs を起動すると,.emacs が画面を四分割し,右下の小さなバッファでシェルが自動起動したまま一日を過すという人生を送っていました.

Vim を使うようになってから,生活がかなり変化していまいました.腱鞘炎にならない点だけでも Vim はいいのですが,Emacs の統合環境にはノスタルジーを感じていました.そこで小耳にはさんだ VimShell なるものを利用すれば,大きな Vim のスクリーンだけで生活できるかもしれないと思った次第です.

VimShell は Github から簡単にインストールできたけれど,動かない.vimproc という別のパッケージが必要なんだそうです.でも,ちょっと調べたら香り屋版の MacVim には plugin として標準装備されているではないですか.でも,動かない.なんで?

また,例の runtimepath のせいかも?ということで runtimepath を設定したら,少し進捗したけれども vimproc のバージョンがおかしいとか.Google 先生によれば,要するに vimproc のインストール状況がよろしくないのだそうだ.いろいろやってみたのだけれどもうまくいかない.

諦めかかったのだけど,念のため Github から vimproc を落としてインストールしたらなんなく動いてしまった.

動いたあとで,ちょっと見てみたら,香り屋版に付属の vimproc に含まれている動的リンクライブラリが vimproc_win64.dll だって.Windows 用のバイナリじゃ Mac で動くわけないよね.なんで,こんなことになってるんでしょうね.

ともかく,MacVim で VimShell を動かしたい人は以下でいけると思いますよ.

  • vimproc.vimvimshell.vim をともに GitHub から git clone し,

  • vimproc.vim で make -f make_mac.mak

  • MacVim を再起動

MacVim に VimShell を」への1件のフィードバック

  1. ここでも macvim-kaoriya の sakamoto さんにご教示いただいたのですが,現在の macvim-kaoriya では vimproc のバイナリを配布していないのだそうです.ということで,vimproc を時前でインストールしなくてはならないことに変わりはないようです.(もしかしたら,DLL だけインストールするだけでいいのかもしれないけれど...)

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