iPadのスクリーンキャプチャ


iPadの操作方法を紹介するビデオを作ろうと思って,ちまちまと実験してみました.Google先生に訊ねつつ,ちょっと施行錯誤した結果,ものすごく簡単だということがわかりました.結局,iPad 本体では映像の収録をせず,iPad の画面をMacに飛ばし,そこに表示された画面を収録すればいいのです.すでに持っている機材に加えて$10のソフトを利用するだけで収録できました.

ぼくが使った機材は以下の通り,

  • iPad (iOS 7.1.2)
  • Mac (OSX 10.9.4)

  • WiFi: iPadの画面をAirPlayでMacに飛ばすためWiFiは必須です.

  • Reflector for Mac ($10): MacをAirPlayの接続先として登録するためのソフトです.

  • QuickTimePlayer: 操作画面の収録に用います.OSXに標準のソフトです.普通は映像ファイルを再生するために使いますが,実はMacの画面やカメラのキャプチャをして映像を作成することもできます.

キャプチャの方法は以下の通りです.

  1. まず,Mac で Reflectorを起動します.すると,Macの画面がAirPlayの接続先として見えるようになります.
  2. 次に iPad の AirPlay の接続先として Mac を指定し,ミラーリングを設定します.
  3. Mac の Reflector のウィンドウに iPad の画面が表示されることを確認して下さい.この時点で iPad を操作すれば,Reflector のウィンドウに反映されることがわかると思います.
  4. Reflector のウィンドウに表示された iPad の画面をキャプチャするために QuickTime を起動し,新規画面収録を開始します.新規画面収録のオプションをいじってマイクの設定をすれば映像に音声をのせることもできます.
  5. 収録を開始したら,あとはiPadを操作するだけで映像が記録されていきます.収録を終了するときはメニューバーに表示される■を◯で囲ったアイコンをクリックして下さい.

以上で,iPad での操作とマイクから収録した解説を保存することができます.