Cygwin Terminal に Visual Studio の環境設定を追加する方法


前回の記事で Cygwin Terminal で zsh を使う方法を紹介しました。今回は、さらにカスタマイズを進めて Visual Studio の設定を追加するとともに、専用のバッチファイルを用意してさらに自由なカスタマイズをする方法を見つけたので紹介します。

  1. Cygwin Terminal で起動するための特別なバッチファイルを用意する方法
  2. バッチファイルに Visual Studio の設定を追加する方法
  3. バッチファイルから Cygwin Terminal を起動する方法
  4. タスクバーにバッチファイルを追加する方法

などが含まれます。


バッチファイルの準備

まず、バッチファイルを用意します。今回は開発用のバッチファイルなのでファイル名は C:/cygwin64/Cygwin-dev.bat としましょう。

内容は以下のような感じです。

この設定で、Visual Studio の設定を読み込んだあとで、mintty を起動します。Visual Studioの環境設定は Visual Studio に含まれる vcvarsall.bat に使っている PC の CPU アーキテクチャを渡して呼ぶだけです。

バッチファイルで指定された環境変数はそのまま zsh に渡されるようです。

最後に、ターミナルエミュレータの mintty を起動します。

動作確認はこのバッチファイルをダブルクリックして下さい。


タスクバーへのバッチファイルの登録

バッチファイルを起動すると最初に cmd.exe のウィンドウが表示され、次に mintty が起動します。このままでもいいのですが、タスクバーに登録するとさらに便利です。でも、バッチファイルをタスクバーに登録するのはちょっとやっかいです。以下のようなちょっと怪しげな方法でできます。

  1. バッチファイルの拡張子を一時的に .exe にします。変更するとファイルを右クリックするだけででタスクバーに登録できます。タスクバーに登録したら、そのままではまずいので .bat に戻します。
  2. このままでは、タスクバーに登録されたショートカットは .exe ファイルを探してしまうので、それを修正しなくてはなりません。ついでに、アイコンなども Cygwin Terminal のものに変えましょう。

  3. タスクバーに登録したアイコンを Shift+右クリックしてプロパティを選択します。Target に .exe が指定されていると思うので、それを .bat に変更します。一応、これだけで、Cygwin Terminal とあなたのバッチファイルが関連づけられます。

  4. ショートカットタブでアイコンを変更することができます。私は /cygwin64/Cygwin-Terminal.ico を指定しました。


最後のTips:複数のターミナルウィンドウを開くには?

Cygwin Terminal のウィンドウを複数、開きたいことがありますよね。タスクバーのアイコンをクリックするとき、Shift+クリックすればよいようです。

お世話になったサイト