最近,ぼくが重厚な Windows PC を持ち歩いていると驚く人がいます.それもそうでしょう.Mac OS X が出てから15年近くも使い続けていたのだから.
でも,最近になって可視化の研究の都合上,どうしても Windows を利用する必要になって Windows で開発することが増えてきました.
とはいっても,急に開発環境を移築するのも大変なので,Mac と Windows を半々で利用しています.というか,もっぱらコーディングとコンパイルは Mac でやって文法エラーは除去します.静的エラーを除去した段階で,「お待たせいたしました,先生」とばかりに Windows PC を開き,ビルド,実行,デバッグといった感じです.
当初は,Windows 上で sshd を動作させて,遠隔ログインか Unison ファイル同期しようと思っていたのですが,MSYS2 での sshd の設定が面倒そうだったので諦めました.
次に試したのは,Dropbox でのソースコードを同期だったのですが,ファイル保存から同期までに数十秒の遅れがあるので,しばしば混乱する羽目に陥って,なかなかうまくいきません.ところで,この方式のときに,Google Chrome Cast を使って,Windows の画面を Mac に飛し,姿勢を変えなくても Windows の画面を監視できるようになったのは少し便利でした.
今日は[Mac から Windows のファイルが見えないのなら,逆は?」とばかりに,Mac の開発用フォルダに SMB サーバの設定を設定を施し,Windows の共有ネットワーク機能から開いてみました.これはすぐにうまく行きました.
で,開発を行っている MSYS2 からはどうやって参照すればいいの?ちょっとばかり試行錯誤をしたのちに, //Macの名前/共有フォルダ名
で参照できることがわかりました.既存のツール群もちゃんと動いてくれてハッピーです.
/etc/fstab に以下を追加してさらなる幸せの予感.