開発用 Windows のセットアップ

ken

研究室内の Windows PC をいくつかセットアップするうちに2時間ほどで開発体制を整えることができるようになりました。以下は自分向けの備忘録。詳しい内容はいずれ GitHub にまとめようと思います。

Chocolatey

Chocolateyは、アプリケーションをコマンド行からインストールするためのツールです。アプリケーションごとにインストーラを探す必要がないので、インストール作業が楽になります。（もしかして、Windows 10 だと、Microsoft様謹製のツールがある？）

  • cmake
  • javaruntime (jre8)
  • GoogleChrome
  • evernote
  • ConsoleZ

ダウンロードしてインストール

Chocolatey に登録されていないソフトウェアをインストールします。SmartGit は登録されてはいるのですが、インストールに失敗したので、時前でダウンロードします。

ホームディレクトリの設定

/Users/wakit_000などと、ぼくの名前を勝手に短縮しやがるのが気にいりません。堂々とc:\wakitaとして作ってやります。

  • mkdir c:\wakita
  • Windowsのデスクトップ、ダウンロードアイコンの位置をそれぞれc:\wakita\{Desktop,Downloads}に設定する。

Dropbox の設定

選択的同期を設定したのち、同期場所にc:\wakitaを指定。

Google fonts fileより

MSYS2 64ビット版 (c:\msys64)

  • update-core — そのあとで再起動
  • pacman -Sy
  • pacman -Su
    • vim
  • /etc/passwdの設定
  • cd /etc; mkpasswd > passwd
  • wakit_000のエントリーのホームディレクトリを変更 (/c/wakita)
  • pacman -Su
    • msys
      • zsh
    • mingw-w64-x86_64-toolchain
      • 右のパッケージがインストールされる: bzip2, expat, gdbm, gettext, gmp, isl, libffi, libiconv, libsystre, libtre-git, mpc, mpfr, ncurses, openssl, python2, readline, tcl, termpcap, tk, windows-default-manifest, zlib, , binutils, crt, gcc, gcc-ada, gcc-fortran, gcc-libgfortran, gcc-libs, gcc-objc, gdb, headers, libmangle, libwinpthread, make, pkg-config, tools, winpthreads
    • mingw64/mingw-w64-x86_64
      • glm, glfw, nodejs, cmake

ConsoleZ の設定

  • edit.settings
    • shell: C:\msys64\usr\bin\zsh.exe -i –login
    • Startup Dir: C:\wakita
    • Window size
      • Rows: 40
  • glbinding のインストール
    MSYS2に含まれていますが、C++11用にビルドしたいので、時前でビルドして/usr/local以下にインストールします。

1時間半くらいの作業ののちに、開発中の OpenGL ソフトウェアのビルドと実行ができることを確認しました。