研究室を受験される方へ

私の研究室にご興味をもっていただきありがとうございます。

近年、多くの方が大学院入学の希望を出されます。また、多くの中国の学生さんから、研究生になることを希望されるメールを受け取っております。熱心に勉強をする留学生は大歓迎です。しかし、残念ながら私の小さな研究室ですし、受け入れ可能な研究生も高々一名です。そのため、入学を希望される方すべてを受け入れることはできません。

私はプログラミング言語と社会ネットワーク解析を専門としています。いずれかの分野に関心があり、その分野の研究を私の研究室で行うことを希望される方は、それぞれの分野ごとに紹介された論文を読んだ上でご感想をメールで送って下さい。感想とともに、その研究に関連してどのような研究がしたいか提案してくれるととても参考になります。


この目的は、ひとつには私の研究分野を具体的に学んだ上で、あなたの情熱を傾けることができるか否かを判断してもらうためです。もうひとつの目的は、あなたの学力を私が総合的に判断するための材料とするためです。つまり簡単に言えば、テストです。

メールの宛先は「wakita at is dot titech dot ac dot jp (at を ‘@’に,dot をピリオドに置換して下さい。)」です。

プログラミング言語の研究

An Implementation of A Hygienic Syntactic Macro System for JavaScript: A Preliminary Report
ACM S3, 2010 にて発表。

The article describes an implementation scheme of a hygienic syntactic macro system for JavaScript. Instead of implementing the complex logic of a hygienic macro system from scratch, the proposed method heavily relies on an existing Scheme implementation of its hygienic syntactic macro system. A program written in our macro-enhanced version of JavaScript is first translated into a Scheme program. It is then macro-expanded by a macro expander of Scheme into a macro-free Scheme code. Finally, it is translated back to Javascript, which at this point is free of macros. To deal with the macro-enhanced syntax, an extensible parser architecture based on top-down operator precedence is proposed. A prototype hygienic macro system, including both the parser and the two-way translator, is implemented by only 2,000 lines of Scheme code.

ビジュアルプログラミングについての一考察

Working paper.

今年の夏学期に初年次情報教育で始めて MIT Scratch を用いてプログラミング実習を行った.ビジュアル言語の効果は計り知れなかった.伝統的なプログラミング教育で多くの優秀な学生の理解を阻んだ内容を,専門教育を受けていない学生たちはいとも軽々と乗り越えていった.本稿では,ビジュアルプログラミング言語と従来のプログラミング言語の本質的な差を構造化と見定め,ビジュアル言語の利点を説き,その将来性について論じる

社会ネットワーク解析の研究

Extracting Multi-facet Community Structure from Bipartite Networks

ACM SocialCom 併設SIN ’09で発表

Bipartite networks can represent various kinds of structures, dynamics, and interaction patterns found in social activities. M. E. J. Newman proposed a measure by which you can quantitatively evaluate the quality of network division, but his work is only applicable to uniform networks. This article extends his work and proposes a new modularity measure that can be applied to bipartite networks as well. Unlike the biparitite modularity measures previously proposed, the new measure acknowledges the fact that each individual in the society has more than just one aspect, and can thus be used to extract multi-faceted community structures from bipartite networks. The mathematical properties of the proposal is examined and compared with previous work. Empirical evaluation is conducted by using a data set synthesized from an articifical model and a real-life data set found in the field of ethnography.

大規模社会ネットワークの階層的視覚化手法

日本ソフトウェア科学会コンピュータソフトウェア誌

社会ネットワークを可視化することは、その社会の構造を理解する有効な手段である。しかし、大規模社会 ネットワークが含む膨大な情報を限られたディスプレイに効果的かつ効率的に表示することは困難である。本研究では、社会ネットワークの構造の解析、可視化空間への配置という時間を要する計算を事前に済ませ た上で、段階的な詳細化を実現した対話的なブラウズ環境を実現することで、従来のシステムでは対応する ことができなかった数百万ユーザアカウントの規模の社会ネットワーキングシステムの可視化を可能とした。

研究生として入学を希望する方へ、大学院を受験される方へ、

私は、以下の二つの大学院を併任しています。

  • 大学院情報理工学研究科数理・計算科学専攻
  • 大学院社会理工学研究科人間行動システム専攻

それぞれ特色のある組織であり、異なるカリキュラムを提供しておりますので、志望にあたってはいずれの大学院への入学を希望するかをお知らせ下さい。

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