論文執筆実習

副読本から注意を要する点について紹介しつつ、後半では論文の雛形を配布し、それを完成する実習を行う。

実習課題

  • 実習課題のためのキットを修正し、TeXWorkで処理することで、お手本の PDFに酷似した PDF ファイルを作成し、提出しなさい。なお、お手本の PDF のなかの赤い箇所が、実習課題で穴埋めすべき箇所に相当します。ただし、
  • お手本のような赤い彩色は不要です。

  • お手本のサイドノートにある旗のアイコンとともに書かれた注釈は不要です。

実習キット

講義の時間に周知します.

急がば廻れ

  • pLaTeX に慣れないうちは、多くのミスを犯す。講義のなかで紹介したようにミスを発見するのは難しいです。そこで、慣れるまでは修正作業は少しずつ行い、小さな修正をするたびに”タイプセット”して修正内容を確認するとよいでしょう。
  • エラーへの対処については、講義をよく聞くように。

ありがちなミス

  • \begin {document} より手前に文章を書く。 ← エラーとなります
  • \end {document} の後ろに文章を書く。 ← エラーにはならないが、後ろに書いた文章は表示されません
  • % の後ろの文が表示されません
  • 数式の使い方が不適切: $ax^2 + bx + c = 0$ と書けばよいところを、わざわざ $ax^2$ + $bx$ + $c$ = 0と書く。面倒なだけでなく、出力も汚なくなります
  • 段落の内側に書く数式と外側に書く数式の書き方を混同する。 ← 副読本の数式に関する部分をよく読んで下さい
  • \begin {hogehoge} と書いたが、\end {hogehoge} が抜けている。 ← とてもわかりにくいエラーになります
    \begin {hogehoge} と書いたら、すぐに \end {hogehoge} を書く習慣にしよう。頻繁に使うコマンドについては、TeXShop のメニューを用いるのもよいでしょう
  • 箇条書きに \item がひとつもない。 ← エラーになります

さまざまなエラーとそれらへの対処方法については三重大学の奥村先生のサイトが詳しいです。

提出について

講義のなかで周知します.

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